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【徹底解説】春夏バイクジャケットの選び方ガイド|快適・安全なライディングに必要なポイントまとめ

春や夏のライディングは、快適さと安全性のバランスがカギとなります。
暑い季節でもバイクに乗る際は、風や日差し、急な天候変化に対応できるジャケットが必要です。
そこで本記事では、春夏に最適なバイクジャケットの選び方のポイントを、機能性、素材、デザインの観点から詳しくご紹介します。
 

暑さ・風・紫外線からの保護とプロテクション性能の両立


バイクジャケット(ライディングジャケット)は、快適かつ安全に走行できるよう設計されています。気温が上がる春・夏は、通気性に優れたメッシュ素材、透湿防水素材や速乾機能を持つ生地が使用されており、ライディング中の体温上昇を抑え、長時間の走行でもライダーの快適さを保ちます。

また、時間帯による気温の変化や紫外線からの保護機能も重要なポイントです。朝晩の気温変化による体温低下や、直射日光による肌へのダメージはライディングの快適さを損ないます。そこで適度な通気性がありながら、UVカット機能を備えたバイクジャケットが活躍します。これらの機能性がバランスよく組み合わされることで、変化が多い春夏の気候でも安心して走行できます。

さらに、バイク専用のジャケットは快適性だけではなく安全性を考慮し、耐摩耗性のある生地やプロテクターが内蔵されているため、万が一の際にもライダーをしっかりと守ります。常に転倒のリスクがつきまとうバイクだからこそ、専用のジャケットを着用しましょう。

 

春夏の快適さを左右するポイント


・通気性・透湿性に優れた素材
バイクジャケットの素材と機能性は、ライディング中の快適さを大きく左右します。メッシュ素材や高機能な透湿素材を使用することで、通気性を確保し汗を素早く蒸発させるため、長時間の走行でもムレを防ぎ、快適な着心地を保ちます。特に夏は高温多湿の環境下でのライディングが多いため、適切な素材選びが非常に重要です。


・UVカットや撥水加工など、機能面の重要性
一方、UVカットや撥水加工などの機能性は、直接的な環境対策として不可欠です。UVカット機能により、直射日光から肌を守り、長時間の露出によるダメージを軽減。また、撥水加工が施された生地は、急な雨や水しぶきから体を守り、濡れることによる不快感を軽減します。

 

このように、季節に合った素材と機能性を持つジャケットを選ぶことで、ツーリングの快適さが段違いに向上します。

 

春・夏用ジャケットを選ぶポイント:機能性と素材


春夏用のバイクジャケットを買う際は、機能性や素材に注意して選びましょう。

・通気性・透湿性・防水性
暑い季節に快適な走行を実現するためには、メッシュ素材や透湿性・速乾性に優れた生地を選びましょう。これにより、汗をすばやく発散し、ムレを防止して常に快適な状態を保ちます。また、春や夏は突然の雨が多い季節でもあります。撥水性・防水性のあるジャケットを選んでおけば、急な天候の変化にも対応できます。


・UVカット機能
春や夏は紫外線が強くなるため、UVカット加工が施されたジャケットは肌へのダメージを防ぐのに役立ちます。特に夏はつい半そでのTシャツで走りたくなりますが、ひどい日焼けや、転倒時に大けがを負うリスクが高いため、必ずバイク用の長袖ジャケットを着用しましょう。


・軽量/動きやすさ
暖かい季節は厚手の装備は不要なため、軽量なジャケットがおすすめです。これにより、長時間のライディングや急な動きにもスムーズに対応できます。また、バイク専用のジャケットは風によるバタツキを軽減できるよう、裾やアームホールをベルクロなどで留められるモノが多いため、長時間走行でも疲労を軽減できます。


・安全性の確保
バイクジャケットを選ぶ際は、プロテクターが内蔵されているモノを選びましょう。万一の事故時にもライダーをしっかり守ります。
プロテクターは欧州の安全規格であるCE規格認証のモノを選ぶと安心です。


・気候の変化に対応できる素材
春は天候の変わりやすさ、夏は突然のスコールにも対応できるよう、気候の変化に柔軟に対応できる防風性や透湿防水性がある素材のジャケットがおすすめです。
 

ジャケットの素材は季節に合わせて選ぶ


春夏ジャケットを選ぶ際は、素材ごとの特性を理解し季節・気温に合ったものを選ぶことが大切です。革ジャンなど防水性のないジャケットを選ぶ際は、コンパクトに収納できるレインウェアを持っておけば安心です。

 

【3月~5月 (初春〜春中) 平均気温6℃~22℃】


この時期はまだ肌寒さが残るため、保温性も求められます。

ナイロン:軽量ながらある程度の保温性と防風性があり、気温が安定し始めるこの季節に適しています。
デニム・レザー:厚みがあり、防寒性が高いため、春先の冷え込み対策として選ばれることがあります。ただし、通気性は他素材に比べて劣る点に注意が必要です。また、防水性は期待できないのでレインウェアも用意しておくと安心です。

 

【6月 (初夏・梅雨) 平均気温20℃~25℃】


気温が上がり始め、日中は暖かくなるものの、朝晩はまだ涼しい時期です。また、梅雨入りする時期なので突然の雨に備える必要もあるでしょう。

ナイロン:軽量で防風性・撥水性を兼ね備えており、温度差のあるこの時期にバランスの取れた選択肢となります。
ハーフメッシュ:部分的にメッシュ素材を使用することで、暑さ対策のための通気性をプラスし、快適さが向上します。
透湿防水素材:雨などの侵入を防ぎ、汗などの蒸れを逃がすため、雨が多く多湿の梅雨時期に重宝します。
 

【7月~8月(盛夏) 平均気温23℃~30℃】


真夏の高温多湿な環境では、快適さを維持するために通気性と軽量性が重視されます。

フルメッシュ:優れた通気性と軽量さが最大の魅力。猛暑時にムレを防ぎ、長時間のライディングでも快適な着心地を提供します。
パンチングレザー:革の安全性と耐久性を持ちながら、通気性も確保したパンチング加工(通気孔)されたモノを選びましょう。

このように、春先は保温性と適度な防風機能、盛夏は通気性と軽量性を重視して、季節ごとの気温変化に合わせた素材選びが快適なライディングにつながります。また、上記素材のジャケットに加え、雨をはじき、汗による蒸れを放出する「透湿防水素材」を使用したレインウェアがあると、より快適にライディングを楽しめるでしょう。
 

長く愛用するためのお手入れとメンテナンス

▼メンテナンスのポイント▼
・素材ごとの洗濯方法と保管方法を知る
・定期点検で安全性をキープする


ジャケットを長く愛用するためには、正しいお手入れと定期点検が欠かせません。まず、素材ごとに適した洗濯方法と保管方法を守りましょう。例えば、レザー製品は専用クリーナーでの手入れが必要で、直射日光や高温多湿を避けた保管が大切です。合成繊維やメッシュ素材は、ネットに入れて洗濯機で洗うか、手洗いで丁寧に洗浄し、風通しの良い日陰で陰干しすると型崩れや色落ちを防げます。プロテクターやパッドが内蔵されている場合は、取り外して別々に乾燥させることで劣化を抑えることができます。
 

また、定期点検も安全性をキープするための重要なポイントです。縫製部分やファスナー、衝撃吸収パッドの状態を定期的にチェックし、摩耗や破損が見られた場合は早急に修理や交換を行いましょう。こうした手入れと点検の積み重ねが、お気に入りのジャケットを長持ちさせる秘訣です。
 

まとめ

春夏の快適なライディングを実現するためには、気温や環境に合ったバイクジャケット選びが欠かせません。
機能性、素材、デザインに注目して選んだ一着が、あなたのバイクライフをより豊かにしてくれるはずです。
安全かつ快適にライディングを楽しむために、ぜひ参考にしてみてください。

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